高信頼性システムの考え方2

システムの信頼性評価の基準として、信頼性(Reliability)・可用性(Availability)・保守性(Serviceabilityy)・完全性(Integrity)・機密性(Security)。これらの頭文字を使ってRASIS(レイシス、ラシス)と呼ぶ。

また、信頼性の指標としてMTBF(平均故障間隔)、可用性の指標として稼働率、保守性の指標としてMTTR(平均修理時間)がある。稼働率は、\frac{MTBF}{MTBF+MTTR}として計算する。

機器がすべて稼働していなければならない直列のシステムでは、稼働率は各機器の稼働率を掛け合わせたものとなる。反対にいづれかの機器が稼働すれば良い並列のシステムでは1-(一台も稼働していない確率)で求められる。