2019年12月読書まとめ

■宝島 (光文社古典新訳文庫)
WowWowでアニメの再放送やっていたので懐かしくて読む。シルバー船長は、原作でもアニメでも格好よく描かれいる。後半、海賊仲間とジムたちを両天秤にかけながらしぶとく生き抜こうとする様は卑屈さがまったくなく、悪党のクセにむしろヒーローだ。
読了日:12月22日 著者:スティーヴンスン
https://bookmeter.com/books/517482

■走る奴なんて馬鹿だと思ってた
都内で走るって、名所・旧跡、誰も知らない小さなお店の発見などなどバリエーションに富んでいて、走る以外の楽しみが多い。地方に戻った僕としてはちょっと羨ましいな。
読了日:12月14日 著者:松久 淳
https://bookmeter.com/books/13919311

■頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き
「早起きの究極の目的は、上手に時間をコントロールして、自分のやりたいことを存分にして人生を楽しむ」
この気持ちがないと早起きも全然意味がない。最終章が一番大切だと思いました。
読了日:12月11日 著者:塚本 亮
https://bookmeter.com/books/13358576

■数学ガールの秘密ノート/学ぶための対話 (数学ガールの秘密ノートシリーズ)
数学が嫌いになるきっかけは先生、親・友だちなどとにかく些細な一言からはじまるのかもしれないな。ノナにイラッとすることがあった僕も気をつけないといけない。
「理解」と「納得」。大事だと思いました。
読了日:12月08日 著者:結城 浩
https://bookmeter.com/books/14402461

■国盗り物語(四) (新潮文庫)
徐々に追い込まれて冷静さを失っていく光秀の気持ち。頼みの藤孝にも見放された最後は少しもの悲しい。信長の冷徹さ、光秀の才気と陰気、秀吉の爛漫さがあまりにもピッタリハマってしまったのだろう。面白かった。

読了日:12月08日 著者:司馬 遼太郎
https://bookmeter.com/books/571414

■国盗り物語(三) (新潮文庫)
戦国時代の最大ミステリ「本能寺の変」諸説あるのは知ってるけど、本編で描かれている光秀不遇時代のことがその根にあるのは否定できないだろう。
読了日:12月03日 著者:司馬 遼太郎
https://bookmeter.com/books/571413

2019年11月読書まとめ


国盗り物語(二) (新潮文庫)感想
楽市・楽座や軍団制など信長の発想だと思ってたけど、すでに道三によってその種が蒔かれていたんだな。織田信秀との抗争を経ていよいよ面白くなってきた
読了日:11月27日 著者:司馬 遼太郎


国盗り物語(一) (新潮文庫)感想
道三と言えば信長の文脈でしか知らなかったので新鮮。自らの信念のみにしたがって国を喰った男。「時代が生んだ」などと言ったら怒るだろう。
読了日:11月24日 著者:司馬 遼太郎

千年鬼 (徳間文庫)感想
ラストがツラく切ないファンタジー。天上人が一番いじわるじゃないかと思ったよ。
読了日:11月14日 著者:西條 奈加

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)感想
論理だけでは結論を下せないほど複雑化した社会状況では、内に確固たる「美意識」を確立させる必要がある。
僕はエリートでも経営層でもなくただのプログラマだけれどこのことは意識していきたい。
読了日:11月13日 著者:山口 周

京大・鎌田流 知的生産な生き方―ロールモデルを求めて感想
いわゆる「ハック」ではなくタイトル通り「生き方」の本。ラスト近くの「教授が象牙の塔にこもっていられる時代は、とっくに終わっている」が著者の行動の根幹を物語っているのだと思う。
読了日:11月07日 著者:鎌田 浩毅

週刊キャプロア出版(第72号):手帳感想
残念ながらあまり面白くはありませんでした。
読了日:11月06日 著者:週刊キャプロア出版編集部,中田ひろこ

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)感想
図書館にて。「安目を売る」というのは初めて知った表現。虚勢を張らず、意味なくへりくだったりもしない。もっと自分を頼りに生きて行きたい。
暴露問題もあったが本書ではうなずける点もあった。
読了日:11月02日 著者:見城 徹

システム監査技術者

監査機関のインタビューを受ける機会があって興味がでた。セキュリティ資格を活かしたいとは思うことはあっても具体的な職種が思いつかなかったので、監査官も悪くはないかなと思ったりする。

まあ、資格の有無でなにか職にありつけるなんて期待はしていないけれど定年後なにかの役には立つかも知れない。年一回の資格なので再来年ってことになるんだけど、そこまで興味が持つか否か。まっ、その程度だったらそもそも合格しないだろう。

宇宙と宇宙をつなぐ数学

つまり、論的的に詳細な理解と、直感的で全体的な理解の両面が、数学における「正しさ」の認識を支えているわけです。

宇宙と宇宙をつなぐ数学

数学に限らず、何か良くわからないことにぶつかった時この2つのどちらかが(あるいは両方)が欠けているのだろう。プログラマとしてこの本で一番「腑に落ちた」文。

2019年8月読書まとめ

2019年8月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1359ページ
ナイス数:136ナイス
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■ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250
kindle版にして失敗だったかな?この手の本は、手元に置いて時々パラパラ見るのが良い気がする。Kindleはそいうのに向いてないんだよね。
「丁寧にタスクを書く」が本書で一番ツボにハマった箇所。
読了日:08月26日 著者:堀 正岳
https://bookmeter.com/books/12378469

■アマテラスの暗号 〈歴史ミステリー小説〉
果たしてトンデモ系なのか?僕には判断がつかないのだけれど面白く読めた。でも、無理なミステリ仕立てが読みづらい点は残念かな。伊勢や出雲へ一度は行ってみたくなりました。
読了日:08月24日 著者:伊勢谷 武
https://bookmeter.com/books/13678090

■宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃
僕なんかに宇宙際タイヒミュラー(IUT)理論がわかったと言える分けないんだけど、その一端に触れたという感じだけはする。ABC予想から群論、そしてIUTへ。非常に面白くわかりやすく工夫されていると感じました。現時点で今年の一推し。
読了日:08月03日 著者:加藤 文元
https://bookmeter.com/books/13714844

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2019年5月読書まとめ


伝説のハッカーが教える 超監視社会で身をまもる方法感想
普通の人は本書のアドバイス通りにはとてもできないだろうけれど、書かれている事が現実だってことを認識しておくのが非常に大切だと思います。
それにしてもミトニック氏が本を書いているなんて知らなかった。僕らの世代では伝説ですからね。

読了日:05月18日 著者:ケビン・ミトニック,ロバート・バモシ


オチケン! (PHP文芸文庫)感想
もっと「落語」推しすればよかったかな。岸、中村の関係がいまひとつしっくりこないのも残念。
読了日:05月16日 著者:大倉 崇裕


FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣感想
予断をもたず、自分の頭で考えて絶えず検証を続けることの大事さ。わかってはいるけど日々の暮らしに追われているとついつい楽な方へと流れてく。汎化、パターン化はプログラマの性だけど自戒したい。
読了日:05月09日 著者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド


検事の死命 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
うっかり、kindleで購入してしまったので再読。でも、面白かったのでよし。佐方シリーズとっても好き。
読了日:05月03日 著者:柚月 裕子

2019年4月読書まとめ

2019年4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1322ページ
ナイス数:176ナイス
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■世にも美しき数学者たちの日常
面白かった!自分みたいに「算数」程度の知識しかなくとも「数学」が好きって堂々と宣言しても良いんだという気持ちになる。「数学」との関わりはヒトそれぞれ、恐怖心を捨てて自由に楽しむことができそうな気がしてきました。「自分のできることをやるしかない」。
読了日:04月21日 著者:二宮 敦人
https://bookmeter.com/books/13637841

■雪冤 (角川文庫)
二転三転するストーリーは、粗いところもあるものの概ね楽しめました。ただ「死刑制度と冤罪」というテーマが重いためミステリを楽しむという感じにはなれませんでした。初読み作家ですが、他も読んでみるつもりです。
読了日:04月15日 著者:大門 剛明
https://bookmeter.com/books/3073025

■刑事に向かない女 (角川文庫)
初読み作家。ドラマ仕立てでサラッと読めた。父親が犯人かもっていう時にこんな冷静でいられるかな?
読了日:04月10日 著者:山邑 圭
https://bookmeter.com/books/13441599

■でっちあげ (新潮文庫)
本当に「いじめ教師」はいるし「モンスターペアレント」も同じ、保身に精一杯の校長や教育委員会。ただただ、商業主義の各メディア。何を、誰を信じて良いのだろう?
先生はお気の毒だし子供達もまた同じ。被害者はハッキリと悲惨な目に遭っているのに加害者の顔が薄ぼんやりとしかみえない嫌な事件。
読了日:04月07日 著者:福田 ますみ
https://bookmeter.com/books/442494

2019年3月読書まとめ

2019年3月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:859ページ
ナイス数:177ナイス
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■日本史の探偵手帳 (文春文庫)
タイトルどおり、日本史ネタ帳。興味のあるトピックをどんどん掘り下げていったら楽しいだろうな。
読了日:03月30日 著者:磯田 道史
https://bookmeter.com/books/13300190

■理科系の読書術 – インプットからアウトプットまでの28のヒント (中公新書)
専門書の読み方について敷居をグッと下げてくれる。継続して読書を続けて行くためには最後まで読み切れなかった時の挫折感を和らげてくれる考え方は大事。
「理科系の〜」はあまり関係ないかと思うので誰でもが参考になると思います。
読了日:03月30日 著者:鎌田 浩毅
https://bookmeter.com/books/12699385

■眠れなくなるほど面白い 図解 微分積分
「ニュートン式超図解〜」と同様読みやすく書かれているが、例えば息子に勧めるなら「ニュートン式〜」が先で次に読むのが本書って感じだろうか?
まったくの初学者にはもう少し説明が欲しい箇所もあるのでは?
読了日:03月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/12814710

■ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 微分積分
微分積分がマイブームの僕にジャストミートした。確かに面白いです。
読了日:03月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/13590604

■東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!
面白かった!これまで目にしたどの平方完成より分かりやすかった。でも(中学生以上がターゲットなら)変数を□で表現しなくてもいいかなぁ。かえって読みづらい。
とりあえず、息子にも読ませます。
読了日:03月06日 著者:西成 活裕
https://bookmeter.com/books/13393137

1から学ぶ大人の数学

数学とは、何か。

数学の世界には偶然はひとつもなく、ヒトはその世界で、ほかの分野とは比べものにならない集中と正確さをもって自分の頭脳を訓練することができる。(中略)数学は信じられないくらい有益が、その実益は、頭脳を訓練したことの副作用として生じているに過ぎないのだ。

1から学ぶ大人の数学(ジェイソン・ウィルクス)

大きな数を捉える

とてつもなく大きなものを捉えるのほとんど唯一の方法は周期性を見つけることです。ではどうしらら周期性をはじめとする規則性を見つけられるようになるでしょうか?それはずばり書いてみることです。

伝説の入試良問(永野裕之)